Chonaso's Commentary

InternetやIT技術などについて知ったこと、試したこと、考えたことを書いていきます。

今年買ったガジェット振り返り

昔からガジェット好きを公言してる割には、ここ数年はあんまり変なものは買わなくなった気がします。

以前は様々な機器を駆使して目的を達成させていましたが、最近はスマートフォンタブレットでほぼ要件が満たせてしまっていて、便利になったのはいいですが趣味としては寂しい思いもあります。 さらに、最近の機器の性能的な寿命が延びていることもあって、結構長く使いそうなものばかりです。

去年くらいから、会社以外の外で何かする機械も多くなってきていて、それに合わせて買ったものもモバイル関連ばかりになってます。

Sony Xperia Z3 Compact(docomo SO-02G)

現在のメイン端末。2月頃にヤホークで。

その前はiPhone5Sを使っていました。 iPhone5Sもいい端末でした。1年以上使い続けたスマートフォンは初めてです。 そんな中でAndroid機に替えたのは、Android Wearのスマートウォッチ(当時はApple watchは未発売)が使いたかったからです。

その中でもサイズの変化にインパクトの少ない本機を選びましたが、このサイズは現在においてはかなり希少な部類になっています。 Galaxy S3αやXperia Z Ultraあたりを使っていた時は周りに「何それデカすぎだろ(笑)」とか言われてましたが、今ではiPhone6 Plusが一般に溶け込んでますね。

キャリアはドコモでしたがiPhoneプランから切り替えたタイミングでFOMA契約にし、このタイミングでMVNOデビューしました。 機器の都合上root化しないとつらいので、root化方法が確立しているこの端末を選択した次第です。

ちなみに機器の都合というのは(1)APNロックの解除、(2)MicroSD書込制約の解除です。 (1)は意外と知られていないようなのですが、ドコモ端末はテザリング時のAPNロックがかかっていてこれはドコモショップでも解除できません。 つまり「ドコモ端末はドコモ系MVNOが使えるというのは間違いないが、テザリングはできない」ということです。 (2)はAndroid4.4の制約ですね。次バージョンからは撤廃されています。

普段使いとしてはやはりストレージの小ささがネックですが、それを補って余りあるのがFelica(おさいふケータイ)の機能で、主要な電子マネーを全て集約できてる便利さはiPhoneや海外端末に無いアドバンテージです。

Apple Macbook 12inch

5月頭に入手。レビュー記事はNaverまとめから引用されていたのでやたらアクセスの多い記事になってしまいました。

正直このネーミングはどうよ、といいたいところです。 てっきりAirの後継かと思いきや別系統ですね。

これまでMacbookPro(15")しか持っていなかったのでどこ行くにもデカいノート担いでお出かけでしたが、待った甲斐がありました。

半年以上使って改めて感じたのは、開発用途の場合はもうちょっとCPUパワーが欲しい、というところでしょうか。 それ以外は概ね満足です。12インチというサイズも絶妙。フットプリントはMacbookAir 11インチと一緒なので携帯性は抜群です。

課題のインタフェースですが、まず充電に関してはUSB PD(Power Delivery)対応機器は結局現在に至っても皆無ですが2A以上給電できるケーブル&モバイルバッテリーが出てきたのでもう電源アダプタは持ち歩かなくてよくなりました。(後述)

それ以外の接続機器ですが、充電しつつディスプレイ出力/USB機器接続となると実質的にはこいつ以外選択肢がありませんでした。逆にこいつを持っていればなんとでもなる感じです。

Airと比べた際には、スペック(標準SSD256GB,Mem8GB)から見た価格差はあまりないので、ディスプレイの精細さを取るかCPU性能を取るか、というところですね。

Android Wear

スマートウォッチといえばApple Watchが有名ですが、Android Wearはその1年前から展開されています。 両者のコンセプトは微妙に違うように見えますが、1年の差はコンセプトのブラッシュアップ具合の差に現れているように感じます。

個人的にはAndroid Wearは受身のハードだと思っています。通知を受けて情報を得る、あるいはリアクションを行う、そういうハードです。 Google Nowはまさにその為のツールと言えます。

基本的にはすべての通知をウォッチに飛ばすことができ、ソフトによっては中身を見たり返信したり着信拒否をすることができます。 あるいは、スマートフォンのカメラやマイク、あるいは音楽再生を制御したりという用途になります。 (個人的にはフィットネス系はおまけ程度としか考えていないです。現状、フィットネス用途なら専用機のほうがいいと思います。) Android Wearについては思うところがいろいろあるので、後日別エントリでまとめようと思います。

結局スクエアタイプとラウンドタイプの2種類を買ってしまいました。 機能はほぼ同一です。

Sony Smartwatch3

たしか2月上旬。 まず最初に買ったのがこれ。 AsusのZenwatchと比べて悩みましたが、安い方を選びました。 当時はまだメタルバンドモデルがなく、おもちゃ感スポーツ感全開のシリコンバンドモデルです。

買った当時のAndroid Wearバージョン(番号は失念)では電池消耗が結構激しかった記憶がありますが、現在は約2日もつくらいです。 ただし、どうもこの機種特有の問題な気がしますが(同機種を使う同僚も同じ問題を認識しています)、たまに異常発熱を起こします。 どうも異常発熱はCPUがブン回った結果のようで、バッテリーもガンガン減ります。 対処は再起動しかないように思えます。

などと軽く貶しましたが、日常的に使っていました。

Motorola Moto 360 (2nd Gen.)

11月中旬に入手。 今ではSmartwatch3のメタルバンドが単品発売されていますが、異様に高いのと思ったよりカッコよくなかったということから、一気にラウンドタイプ(丸型)の機種が欲しくなりました。

先代モデルは全メーカー(モトローラ・LG・ASUSSonyサムスン)の中でもっとも美しい(時計らしい)モデルと評判でした。 後継モデルもそのデザインは踏襲しつつも、汎用のバンドに交換が可能になってカスタマイズ性が高くなりました。

通常の腕時計よりもブ厚いので一目で普通の時計じゃないことはわかりますが、それでも丸型のナチュラルさはカジュアルな服装によくなじみます。 当初、レザーバンドモデル(安い)を買ってメタルバンドに自分で交換しよう、と思っていましたがレザーのほうがしっくりきます。 普段スーツだったらメタルバンドにしてると思います。

機能的に面では心拍センサーが付いた程度ですが、発色はMoto 360の方がかなり上だと思います。Apple Watch(の一番安いモデル)とほぼ同額でしたが、なかなか所有欲を満たすシロモノです。

大容量モバイルバッテリー&USB-Cケーブル

Macbookを買ったものの充電可能な機器が無いという時期が続きましたが、とりあえずひと段落。 モバイルバッテリーとしてはデカい部類に入りますが、電源を気にしなくても1日使えるのは精神的にもよいです。

実際に買って、普段使いにしているのは以下の2つです。

注意点としてはケーブルも選ばないとダメそう、という点です。これらのケーブルであれば、上記のモバイルバッテリーだけではなく、AnkerのAC-USBアダプタなどでも充電可能な電流が得られます。

Apple iPad mini 4

発売直後に入手。SIMロックフリーモデルはApple Storeじゃないと買えないんですね。

iPad的にはiPad Proで話が持ちきりといった状況でしたが、個人的には待ちに待ったiPad mini4でした。何せiPad mini3はmini2にTouchIDが付いただけであの値段という「買ったら負け」感がすさまじくて・・・。

主にPCサイトを手軽に無理なく見るために買ったのですが、思った以上に使い出があります。 電子書籍はもとより、デザイン上レイアウトの調整が利かない雑誌系やスキャンドキュメントなどを見るにも最適です。 両手入力もしやすいので個人的には文字入力はスマフォよりもこちらを優先して使っています。

購入の目的としてはduetを使いたかったから、というのもあります。 実際使ってみてとてもスムーズで、Macbook(12インチ)のサブディスプレイとしても活躍しています。 MacOSのUIは基本的にフルスクリーンを前提としている(という印象)ので常時別ウィンドウ出したい人間にとってはサブディスプレイは非常に便利な存在です。

Microsoft Lumia 535

こいつはWindows Phoneです。たしか7月頃…?

デュアルSIM端末を使ってみたい、という思いだけで買ってみたのですが、実はデュアルアクティブ(同時待ち受け/同時着信)を謳うデュアルSIM端末の99%は3G(4G)+2Gという構成で、日本国内に2G(GSM)はないので事実上片方しか使えないんですね。身をもって知りました。

とはいえ、切り替えることによって差し替えることなく使い分けることはできますので、用途によっては使いどころがありそうです。

この機器はLTE非対応なのですが、これのおかげで助かっていることが一つあります。どうも「FOMA契約しているSIMはLTE対応端末では使えない」という制約があり、FOMA契約のSIMはいわゆるガラケーに刺すかLTE非対応のスマフォに刺さないと使えないのです。

というわけで、現在はWi-Fi+FOMASIMという組み合わせで使っています。主に電話発信専用機ですね。

Windows Phoneの感想は…実はレビューするほど使い込んでないのですが、UIの感覚はAndroidに近い印象です。Androidを使ってる人なら割とすんなり使えると思います。あと、WordやExcelPowerpointが動く(せいぜい見る用ですが)のがいいですね。

USB電圧/電流チェッカー

最後にようやくイロモノ風ですが、今現在モバイル機器の充電はほぼUSB電源環境に依存しています。 AC-USBアダプタやモバイルバッテリーも様々な機種が発売されており、充電対象の機器もまた多種多様です。

そういった中で、期待通りの給電・充電ができているかをチェックするというは割と切実な問題かと思います。

と、そんな能書きも重要ですが、純粋に計測って楽しいですよね。