2017年夏頃から2019年初頭まであるゲームのサーバサイド担当としてPHP業に勤しんでいました。
PHPに最初に触ったのは学生時代で、その頃のPHPに対する認識は
print "Content-type: text/html\n\n";
を自動でつけてくれるPerlのエイリアス(しかもCGIより速い)というイメージでした。
新卒時はPHP5でPHP4っぽいコードを書くプロジェクトにいたこともありましたが、
ここ10年ほどのPHPとの関わり方は
- SSIをPHPで置き換えましたみたいなページの保守
- PHPからOracleを使うために手動でPHPをビルド(しかもWebアプリじゃなくPHPで書かれた業務バッチで使う)
- Java&Tomcatで運用してますっつってるのになぜかPHPで納品されたものを使わなきゃならなくなってQuercus(Java上でPHPスクリプトを動かすやつ)を組み込む
などコーディングとはあまり関係ないものがほとんどでした。
そんなPHP力ほぼゼロの状態で無慈悲にも即戦力としてPHPプロジェクトにブチ込まれたわけですが、とりあえずPHP公式ページを読んでみると、
「俺の知ってるPHPと違う…」 「一瞬Javaかと思ったけど$が付いてる」
といった状態。 どうも自分の知識はPHPの3か4くらいで止まってたようです。
PHP3系→4系の変更インパクトも割と大きかったですが、PHP4系→5系・PHP5系→PHP7系もなかなか変わってますね。
Wikipediaの既述の変遷も興味深く、影響を受けた言語にはJavaが追加され、型付けは「弱い動的型付け」から「強い動的型付け」へと変化しています。 いったいPHPはどこに向かってるんでしょうね。
新規開発ということもあり、PHPのバージョンは7系だったのでよかったです。 アプリのローンチギリギリまでバージョンは追従させてました(たぶん)。 逆に今PHP5で書けって言われたら発狂するかもしれませんね。
ってことで、久々のPHPでは色々と悶絶させられたのでその辺のネタをちょくちょく書いていこうかと思います。