Chonaso's Commentary

InternetやIT技術などについて知ったこと、試したこと、考えたことを書いていきます。

MySQL Casual Talks vol.6に行ってきました

※レビューではなく感想です。

MySQL Casual Talks vol.6 http://www.zusaar.com/event/11507003

2014/07/11 MySQL Casual Talks vol.6 ハッシュタグまとめ - Togetterまとめ

"Zusaarでの申し込みは関係なく先着順"ってなわりに現場に行ったら2倍に増席されてました。

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ハードウェア仮想化とコンテナとImmutable InfrastructureとDocker

Dockerが小気味良いのでDockerの記事を書こうと思いましたが、 どうも一部でDockerがごく新しい概念のように語られるケースが見られるので、 年季の違いを見せ付けるためにジジイ臭さ全開な記事を一つ。

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Hinemosを導入する上で気を付けること

訳あってHinemosをジョブコントローラとして利用しているシステムがあります。 ジョブコントローラは以前にとある商用プロダクトを導入したことがあったためか「Hinemosでよろしく」といきなり導入を無茶振りされました。

導入は1年半ほど前ですが、なんかもう色々苦労しました。 今はそれなりに運用できています。

Hinemosは歴史の長いOSSの割にびっくりするほど情報がないので何かの参考になればと思いエントリ化しました。

なお、Hinemosは監視アプリケーションとしての機能もありますが、監視には別のプロダクトを使用しているため監視機能は全く使っていません。

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第六回#渋谷Java Java8のJVM監視を考える

第六回 #渋谷java - connpass

第二回以来2回目のLTをさせていただきました。

(参考) 第二回LT

Javaアプリケーションサーバの監視 - Chonaso's Commentary@hatenablog

第二回 #渋谷Java まとめ - Togetterまとめ

直前のセッションがOutOfMemoryErrorについてだったので、内容が完全に一致だったらJava on Raspberry Piの話でもしようと思いましたが、それはまた今度で。

前回は時間配分がアレすぎで時間食いまくりだったので、今回は気をつけたのですが逆に超駆け足になってしまいました。

ペース配分じゃなくボリュームの問題ですね。

というか今回は全体的に時間に余裕がありそうだったのでもうちょいゆっくりやればよかったです。

このエントリで解説を書こうかとも思いましたが、監視実装編のエントリをいずれ書こうと思いますので、その際に。

#DevLOVE 「駅すぱあと」を支える開発 〜9262の可能性を繋げ!〜に行ってきました

Dev:Ops:Biz=2:7:1くらいな今日この頃、DevLOVE勉強会に参加してきました。

駅すぱあと」を支える開発 〜9262の可能性を繋げ!〜 http://devlove.doorkeeper.jp/events/10713

1988年に首都圏版が生まれて四半世紀突破、形態を変えつつも未だ第一線、もはやインフラの一部と化している「駅すぱあと」。 私の世代だとメーカーPCのバンドルというイメージが強いですが、20代以下の方にとってはWebサービスやアプリのイメージが強いのではないでしょうか。

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Javaアプリケーションサーバの監視

渋谷Java第二回で発表した内容のもう少し掘り下げた内容です。 主にUNIX系OSでのJavaアプリケーションサーバ運用を想定しています。

なおJava7以前のVMを取り扱っていますが、Java8においてもPermanent以外はほぼ同様かと思います。


  • 運用フェーズのリソースリーク
  • メトリクスの可視化
  • JVMの監視観点
    • 各ヒープ領域のサイズと使用量
    • Full GCの頻度
    • GCログの解析
    • ファイルオープン数
    • ヒープ統計情報
    • 別の可能性:純粋なメモリ不足
  • リソースリークの結果、危なそうだったら…
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なぜITエンジニアは最新技術・動向をキャッチアップし続けなければならないのか

IT業界に限ったことではありませんが、パラダイムシフト(というには大げさかもしれませんが)と呼ぶべき、その時々での節目となる技術要素があります。 それらは新しい機能や表現、開発効率やコストダウンあるいは新たなビジネスチャンスといった「次の時代」をもたらします。 逆にそういった技術要素や動向を知らずにいることは大きな不利を招きます。

さらに、古いもの(進化しないもの)の多くは消えていきます。 (歴史のあるプロダクトや技術の大半は現在でも更新が続いています) 消えるならまだしもリスクになってしまうこともあります。 IT業界においては「この技術さえ押さえれば一生食べていける」というものは非常に少ないのです。

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